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気象衛星ひまわり8号講演会 in 北海道情報大学が開催されました

平成27年8月1日(土)に、ひまわり8号正式運用開始を記念して北海道情報大学主催(HOPE共催)による講演会が以下の通り開催されました。

当日は、快晴の中、三好江別市長をはじめ約230名の大勢のお客様にお集まり頂き、気象庁殿からご提供頂いた「ひまわり8号」の観測画像(映像)を用いて、パネルディスカッション形式で講演会が開催されました。

HOPEからは構成企業の宇宙技術開発が現地で後方支援を行っております。

 


開 始 13:00

第一部 13:00~14:20 パネルディスカッション

天気予報が変わる?!「気象衛星ひまわり8号」はこんなに凄くなった!

司会進行  渡部 重十 北海道情報大学教授 宇宙情報センター長

パネリスト 菅井 貴子 気象キャスター・気象予報士

足立 勇士 札幌管区気象台 気象防災部 予報課長

第二部 14:30~15:00 ひまわりアンテナサイト見学会

終 了  15:00


 

※HOPEでは通常、一般の方々からの見学は受付ておりませんのでご了承ください。

 

画像提供 北海道情報大学(HIU)

白樺通り看板

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受付

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パネラー画像(3人)

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来客風景

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アンテナサイト見学会の様子

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ひまわり8号運用開始式に臨席しました

2015年7月7日午前11:00、気象庁様にて、ひまわり8号衛星の運用開始式が執り行われ、恐縮ながらHOPEからも代表者が臨席させて頂きました。

HOPE記念撮影

(気象衛星ひまわり運用事業㈱の関連メンバーでの記念撮影)

ひまわり8号運用開始式では、北川国土交通副大臣からの祝辞がありました。

皆様からの期待が非常に大きな事業であることを再認識し、引き続き、気を引き締めて事業を推進していかなければと思いを新たにしました。

 

運用開始

副大臣、長官記念撮影_2

午前11時に、北川国土交通副大臣が運用開始のスタートボタンを押下され、ひまわり8号の運用がスタートしました。

画面中心にひまわり7号とひまわり8号が映っています(右側の、ひまわり8号のカラー画像がとても映えていました!)

ひまわり8号の運用スタート

本日2015年4月1日の日本時間午前9:00(JST9:00/UTC0:00)を持ちまして

気象衛星ひまわり運用事業株式会社(HOPE)は、気象庁との事業契約に従い、「ひまわり8号衛星の運用」業務をスタートしました。

本日以降、ひまわり8号衛星を事業期間である15年継続して運用します。

今後とも何卒よろしくお願いいたします。

(運用スタート:UTC0:00の主局の時刻モニタ)

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(同時刻、副局の時刻モニタ)

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ひまわり8号打上げレポート(その2)

10/7、打上日当日深夜01:30から、ロケットが格納庫から射点へと移動しました。左側の四角い建物が「大型ロケット組立棟」右側に鉄塔が4つ見えているあたりが「大型ロケット発射場(第1射点)」です。真中が移動中のH2Aロケットです。

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移動中のロケットの拡大です、約30分かけてゆっくりと移動します。見学ポイントは山の中の公道でしたが、とても冷え込みました。

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射点への移動完了状態です。

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10月7日、14:15~ 予定していた時刻通り、種子島宇宙センターから、HOPEが運用する予定のひまわり8号が無事、打上に成功しました。台風一過の天候に大変めぐまれ、青空の下の素晴らしい打上になりました。

打上前の射点の様子です。

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以下はHOPE有志のカメラ4台からの同時画像になります。

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まっすぐ宇宙に向かって一定の速度で向かっていく様が本当に感動的でした。地上設備を整備し、今後長期にわたって運用を担うHOPEとしてはここからがある意味スタート地点。気を一層引き締め頑張っていこうと、決意を新たにしました。

 

打上時はインターネット等で、MHIさん作成の「気象衛星「ひまわり8号」打ち上げ中継(H-ⅡAロケット25号機)」が放映されました。現在JAXAさんの下記サイトで録画映像をご覧いただけます。動画の後半1:00~くらいから、HOPEの施設等の紹介も取り上げられています。ぜひご覧頂けますと幸いです。

http://fanfun.jaxa.jp/jaxatv/detail/3116.html

(外部サイト(JAXAさん)へのリンクです)

ひまわり8号打上げレポート(その1)

ひまわり8号打上を見届けるため、10/7日の打上予定日を目指し、種子島宇宙センター見学に行きました。その時の様子を2回に分けてレポートさせて頂きます。早速ですが、ちょうどタイミング悪く台風18号が日本列島に接近していたため、少し早目の10/4日の夕刻に鹿児島に入りました。鹿児島空港には種子島宇宙センターのポスターが掲示されていました。「世界一美しい射場」とのこと。

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翌日の10/5日は荒天のため、種子島に行く航空便、船便がすべて欠航になりました。そのため我々も鹿児島市内に足止めです。昼ごろから風が強くなり、下記通り桜島にも暗い雲がかかっていました。

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鹿児島市内の繁華街のことを天文館というそうです。中心部はアーケードで風雨をしのげるので、天候の回復を待つ間付近を散策しました。”天文”にちなんで、アーケードの歩道には、天体写真が埋め込まれていました。

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ちなみにその名の由来は、江戸時代の第二十五代薩摩藩主の島津重豪が天体観測や暦の研究施設をこの地に作ったことによるそうです。これがその藩主の銅像です。

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アーケードには、宇宙情報館というものもありました。(残念なことに10/5は台風のためか閉館していました)

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夕方には、台風一過で一瞬晴れ間と虹が雲間からのぞきました。当日の気象庁殿の報道発表で、打ち上げは予定通り(現段階で)行われることが発表されました。 

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翌朝10/6日、鹿児島は昨夜の台風が過ぎ去り、時折まだ風が強いものの、晴れ間が見え隠れしています。

鹿児島から種子島に行くには、JALの定期便(1日4便)を利用する方法と、種子屋久高速船㈱が運航している高速船トッピー&ロケット(1日7便)を利用する方法と、大型のカーフェリー(1日1便)を利用する方法の大きく3つがあります。今回は高速船を利用しました。(あくまで2014年10月の情報なので、最新の情報はホームページ等でご確認下さいませ)

台風の影響が残っており、条件付き(万が一上陸できない場合は引き返す)での出航ですが無事、乗船することができました。

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種子島到着時、天気は良好でした。ようこそ種子島へ!というロケットで出迎えられました。

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島内を縦断し、午後は種子島宇宙センターを見学しました。ロケットの丘という高台から打ち上げポイントを望みます。

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種子島宇宙センターは通常月曜休館ですが、今日は打上げ直前ということで公開していました(※開館日は要確認))

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下記はH2ロケットの実物大の模型です。さすが実物大!すごい迫力でした。しかし写真からだとあまりその迫力が伝わらないのが残念です。

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ロケットの打ち上げ射場は入り江を挟んだ向こう側に見えています。

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帰りに、宝満神社に立ち寄り、打上の成功を祈願しました。

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(その2に続く)