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ひまわり8号打上げレポート(その2)

10/7、打上日当日深夜01:30から、ロケットが格納庫から射点へと移動しました。左側の四角い建物が「大型ロケット組立棟」右側に鉄塔が4つ見えているあたりが「大型ロケット発射場(第1射点)」です。真中が移動中のH2Aロケットです。

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移動中のロケットの拡大です、約30分かけてゆっくりと移動します。見学ポイントは山の中の公道でしたが、とても冷え込みました。

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射点への移動完了状態です。

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10月7日、14:15~ 予定していた時刻通り、種子島宇宙センターから、HOPEが運用する予定のひまわり8号が無事、打上に成功しました。台風一過の天候に大変めぐまれ、青空の下の素晴らしい打上になりました。

打上前の射点の様子です。

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以下はHOPE有志のカメラ4台からの同時画像になります。

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まっすぐ宇宙に向かって一定の速度で向かっていく様が本当に感動的でした。地上設備を整備し、今後長期にわたって運用を担うHOPEとしてはここからがある意味スタート地点。気を一層引き締め頑張っていこうと、決意を新たにしました。

 

打上時はインターネット等で、MHIさん作成の「気象衛星「ひまわり8号」打ち上げ中継(H-ⅡAロケット25号機)」が放映されました。現在JAXAさんの下記サイトで録画映像をご覧いただけます。動画の後半1:00~くらいから、HOPEの施設等の紹介も取り上げられています。ぜひご覧頂けますと幸いです。

http://fanfun.jaxa.jp/jaxatv/detail/3116.html

(外部サイト(JAXAさん)へのリンクです)

ひまわり8号打上げレポート(その1)

ひまわり8号打上を見届けるため、10/7日の打上予定日を目指し、種子島宇宙センター見学に行きました。その時の様子を2回に分けてレポートさせて頂きます。早速ですが、ちょうどタイミング悪く台風18号が日本列島に接近していたため、少し早目の10/4日の夕刻に鹿児島に入りました。鹿児島空港には種子島宇宙センターのポスターが掲示されていました。「世界一美しい射場」とのこと。

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翌日の10/5日は荒天のため、種子島に行く航空便、船便がすべて欠航になりました。そのため我々も鹿児島市内に足止めです。昼ごろから風が強くなり、下記通り桜島にも暗い雲がかかっていました。

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鹿児島市内の繁華街のことを天文館というそうです。中心部はアーケードで風雨をしのげるので、天候の回復を待つ間付近を散策しました。”天文”にちなんで、アーケードの歩道には、天体写真が埋め込まれていました。

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ちなみにその名の由来は、江戸時代の第二十五代薩摩藩主の島津重豪が天体観測や暦の研究施設をこの地に作ったことによるそうです。これがその藩主の銅像です。

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アーケードには、宇宙情報館というものもありました。(残念なことに10/5は台風のためか閉館していました)

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夕方には、台風一過で一瞬晴れ間と虹が雲間からのぞきました。当日の気象庁殿の報道発表で、打ち上げは予定通り(現段階で)行われることが発表されました。 

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翌朝10/6日、鹿児島は昨夜の台風が過ぎ去り、時折まだ風が強いものの、晴れ間が見え隠れしています。

鹿児島から種子島に行くには、JALの定期便(1日4便)を利用する方法と、種子屋久高速船㈱が運航している高速船トッピー&ロケット(1日7便)を利用する方法と、大型のカーフェリー(1日1便)を利用する方法の大きく3つがあります。今回は高速船を利用しました。(あくまで2014年10月の情報なので、最新の情報はホームページ等でご確認下さいませ)

台風の影響が残っており、条件付き(万が一上陸できない場合は引き返す)での出航ですが無事、乗船することができました。

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種子島到着時、天気は良好でした。ようこそ種子島へ!というロケットで出迎えられました。

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島内を縦断し、午後は種子島宇宙センターを見学しました。ロケットの丘という高台から打ち上げポイントを望みます。

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種子島宇宙センターは通常月曜休館ですが、今日は打上げ直前ということで公開していました(※開館日は要確認))

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下記はH2ロケットの実物大の模型です。さすが実物大!すごい迫力でした。しかし写真からだとあまりその迫力が伝わらないのが残念です。

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ロケットの打ち上げ射場は入り江を挟んだ向こう側に見えています。

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帰りに、宝満神社に立ち寄り、打上の成功を祈願しました。

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(その2に続く)

 

 

 

宇宙開発フォーラム2014にて講演しました

9月13日(土)に、東京大学武田先端知ビルで開催された宇宙開発フォーラム2014にて、当社執行役員の西村修司が「日本初の宇宙PFI事業 気象衛星ひまわり8号・9号地上プロジェクト」を講演しました。

本講演に先立ち、主催者による「宇宙産業におけるPFI事業の検討」をテーマにしたワークショップが開催され、多くの方々が熱心に議論されていました。改めて、PFI事業に対する関心の高さを実感できるフォーラムとなりました。

本フォーラムを主催された学生の皆さん、お疲れ様でした。

 

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ひまわり写真コンテスト

先日、HOPEおよび関係者にてひまわり8号打上げ前の決起集会を行いました。その際の余興として「第1回 ひまわり写真コンテスト」を開催したところ、日本全国北から南まで様々なひまわりの写真が集まりましたので、HOPE通信で紹介したいと思います。


 

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北海道上川郡美瑛町のひまわり畑(K.Kさん)


 

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山形県東置賜郡 安久津八幡神社の三重の塔とひまわり(H.Fさん)


 

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山梨県北杜市明野のサンフラワーフェスティバル(R.Mさん)


 

 

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サイクリング中に水元公園(東京都葛飾区)で偶然出会ったひまわり(M.Hさん)


 

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稲毛海岸海浜公園のひまわり(Y.Nさん)


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沖縄県北中城村の、日本で一番開花時期の早いひまわり畑(S.Nさん)


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つくばのコストコで(Y.Tさん)


 

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ひまわりの花とはれるん in 清瀬ひまわりフェスティバル(T.Fさん)


 

懇親会会場での投票の結果、最優秀賞はT.Fさんの「ひまわりの花とはれるん」に決定しました。
やはりはれるんの存在が得票に結びついたようです。

この場を借りて出展者の皆様にお礼申し上げます。

清瀬ひまわりフェスティバル(その2)

HOPE広報部特派員T.Fさんも8/23(土)にひまわりフェスティバルに行って来られたとのことで、レポートを提供いただきました。以下写真とともにお伝えします。


清瀬ひまわりフェスティバルは、清瀬駅から徒歩またはバスで行くことが可能で、気象庁さんの気象衛星センターの近くにあります。行く途中で気象衛星センターに立ち寄りました。

01.気象衛星センター正門

本日は気象衛星センターさんの方でも、一般公開イベントが行われていました。

02.気象衛星センターも公開日

イベントは盛況の様子です。

03.気象衛星センター公開は盛況

気象衛星センターからフェスティバル会場周辺までは「ひまわり通り」という名前の通りを歩いていきます。

04.前の通りも「ひまわり通り」

駐車場からしばらく歩くと・・・会場がみえてきました。

05.見えてきたひまわり会場

蜜蜂やアブが結構います。

06.ひまわりとミツバチ

 フェスティバル会場に到着しました。

07.フェスティバル会場

 フェスティバルのポスターです。

08.ポスター

フェスティバルのたれ幕です。

09.会場の横断幕

 ひまわり畑の全景です。

10.人の立入のないひまわり畑

 11.少し風が吹いてきた

はれるんもご満悦です。

12.はれるんご満悦

 

ひまわりフェスティバル詳細情報

期間  8月16日(土)~8月31日(日)午前9時~午後4時 ※31日のみ午後3時まで
場所  清瀬市下清戸3丁目
詳細は以下の清瀬市ホームページをご参照ください。
http://www.city.kiyose.lg.jp/hp/page000004300/hpg000004217.htm